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CEREC(審美治療システム)を導入しました
当院では、CEREC(セレック CEramic REConstruction:セラミック修復)システムを導入しております。
CERECは全世界で33,000台の導入実績を誇り、世界で多くの歯科医が注目しているCAD/CAMセラミック審美治療です。 詳しくはこちらのページをご覧下さい。
→CERECについて
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※タイトルをクリックすると詳細が表示されます。全内容はこちらからご覧頂けます→クリック |
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緊急時の救急救命体制について |
当院では、院内で発生した救急救命措置を必要とする緊急事態に対し、院内救急コール「コード・ブルー」を徳島赤十字病院に全館放送することにより、科を問わず即時に経験ある医師その他のスタッフを呼び出し、迅速な救命救急措置を行う体制を確立しており、平成18年5月の山之内歯科・口腔外科開院当初から、すでに院内救急コール「コード・ブルー」を運用しております。
ただ、これまでのところ幸いに「コード・ブルー」を必要とする緊急事態は発生しておりません。
それでは緊急事態が発生した時の具体的な流れを述べます。適応とされる対象は、当院内において、救急 蘇生を必要とする緊急事態が生じたとき、 受付スタッフは直ちに電話交換室(内線9番)に連絡し、あらかじめ取り決めたコール「コード・ブルー」の日赤病院全館放送を要請します。要請を受けた電話交換室では、これを直ちに日赤病院内に全館放送します。コールを聞いた、科を問わず全ての診療科の医師、その他のスタッフが数十秒で現場に急行し、必要な救急救命措置に携わります。
例えば「コード・ブルー、コード・ブルー、山之内歯科」の全館放送とともに救急部を中心とした医師、スタッフが数十秒で多数集まり、必要な救急救命処置を施します。心肺蘇生のゴールデンタイムが3-4分であることを考えると充分に許容範囲内であり、蘇生後の予後向上とともに、その後の患者様の人生においてQOLの向上に大きな福音となるでしょう。
院内で生じる全ての心肺蘇生を要するような救急患者に迅速に対応するためには、マンパワーの集結、特に経験あるスタッフが必要です。「コード・ブルー」を運用することで、院内で発生する救急救命措置を必要とする救急事態に対し、迅速な救命救急措置を行える体制を確立することが可能になったと考えております。このことは歯科治療中に万一の事態が発生した患者様の蘇生には大きなメリットであり、素早い蘇生が行われれば、後遺障害も最小限にとどめることができるのです。
また、当院常勤歯科医師は日本救急医学会が主催するDCLS*1やACLS*2などの二次救急救命処置に関するコースに参加し、心電図の解析、マニュアル除細動器の使用、気管内挿管、救急薬剤の経静脈投与等の高度な救命処置についても対応可能であり、日本救急医学会のコース認定証を有しております。
さらに歯科衛生士、歯科助手、受付のスタッフにつきましても全員が人工呼吸や胸骨圧迫(心マッサージ)、AEDの使用などの1次救急救命処置ができるようトレーニングを定期的に行っております。 |
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コードブルーとは |
それでは「コード・ブルー」について少し詳しくお話してみましょう。「コード・ブルー」とはアメリカ各地の救急センター(ER)で患者の容態が急変したときに使用されている隠語のひとつであり、他には脳死ドナー(臓器提供者)の発生を知らせる「コード・ゴールド」や院内の火災発生を知らせる「コード・レッド」などがあります。「コード」はさらに細かく規定されており、すべての救命処置を行う患者さんは「フルコード」、癌終末期などで患者、家族の意志により蘇生しない患者はDNR(Do
Not Resuscitate;蘇生するな)、挿管は行わない患者はDNI(Do Not Intubate;挿管するな)と呼ばれます。隠語ですので、基本的には入院患者さんや外来患者さんにあまり違和感を与えずにすみやかに行動するためのものです。召集された医師らは、リーダー一人を決定した後にチームとして治療にあたります。 |
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DCLS course 認定証 |
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DCLSとは?
DCLS(Dental Crisis Life Supportの略)とは歯科・口腔外科の診療時における危機的状況(患者様の急変や心肺停止など)への対応を習熟するための研修コースであり、心肺停止のみでなく異物誤嚥、アナフィラキシーショックなどへの対応を含んだ日本口腔外科学会会員を対象とした危機管理・対応をマスターするための研修コースです。
当院スタッフについては全員がBLS(Basic Life Support)という基本的な1次救命処置(気道確保、人工呼吸、心マッサージ(胸骨圧迫)、AEDの使用等)については学んでおり、患者様の急変時に備えております。
今回、11月28〜29日に福井県で開催されたこの救急救命研修コースに参加致しました。1次および2次救命処置については日々集積されるエビデンス(臨床的な裏づけ)に基づいて年々その内容は更新されており、最新の知見や多くのことを学んできました。今回のコースで得られた知識・手技については院内においてもスタッフ全員で勉強会を開き、コース内容の伝達を行っています。また、徳島赤十字病院の協力のもと実際に多くの患者様の急変シナリオを作成し、患者様急変に迅速、的確に対応できるようシュミレーション訓練を繰り返しております。 |
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